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<シエスパ事故>開業前にガス抜き用配管の設計変更

毎日新聞によると、東京都渋谷区の女性専用温泉「シエスパ」で昨年6月に起きた爆発事故で、水が詰まり爆発の原因となったガス抜き用配管の設計が、開業8カ月前、U字形に変更されていたことが分かった。変更前は直線状で結露した水がたまらない仕組みだった。警視庁渋谷署捜査本部は変更が事故につながったとみて、関係会社の担当者らを追及する。

 調べでは、爆発した地下の温泉くみ上げ施設にはガス抜き用配管が設置され、道路を隔てたシエスパ本館までつながっていた。ガスセパレーターで分離された可燃性のメタンガスが配管を通じて本館から屋外に放出される仕組みだったが、結露で生じた水がU字形配管の底の曲線部分にたまり、ガスが配管内を逆流。施設内に充満して爆発につながったとみられる。U字形配管は水抜き作業が必要だったが、一度も行われていなかった。

 その後の調べで、当初計画では、ガス抜き用配管はU字形ではなく、くみ上げ施設の上部から地上に顔をのぞかせる構造だったことが判明。その場合、配管内で結露した水はそのままガスセパレーターに流れ落ち、水抜き自体が必要なかったという。

 関係者によると、建設工事途中の05年5月ごろ、近所の住民から「家の近くにガスを排出しないでほしい」との苦情が多く出されたため、道路を隔てた本館からガスを放出するように設計を変更、配管もU字形にせざるを得なかったという。

 一方、シエスパを運営するユニマットグループの弁護団は18日、水抜き作業について「大成建設から交付された建物の取扱説明書では、全く触れられていなかった」とする文書を渋谷署に提出した。

 文書は「シエスパ爆発事故の刑事責任に関する要請書」。要請書によると、開業直前の06年1月6日と9日に「施設取り扱い説明会」が現地で開かれ、ユニマットグループのほか、設計・施工を担当した大成建設、保守・管理を委託された日立ビルシステムの担当者らが出席した。大成建設から温泉くみ上げ施設に関する説明を受けたが、取扱説明書では水抜き作業には全く触れられていなかったという。

誰というわけでもなく、かかわった人たち全員の責任かもね。
早く原因を探して、今後同じような事故が起こらないようにしてほしいものである。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080619-00000016-mai-soci